妃愛√。 これまで積み上げてきた人間関係と翌年の生徒会の姿、家族と恋人としての在り方、「兄妹ぼっち」へのアンサー、仕事の進展、などなど前作の妃愛√の総決算というか正当続編と呼べる、充実感あるルートだった。 前作から続く他の3人が続きではありながらあっさりしているというかファンディスク・おまけ的だった気がする (個人の感想) のに比べると対照的で、特定キャラに狭くフォーカスするよりは妃愛を通じて周囲を (主人公自身も含め) しっかり描いてくれたので、前作ヒロインのルートの中では一番満足。(天梨ルートは新規攻略対象ヒロインなので別枠としての話になるが。)
Reviews and Comments
ノベルゲームや小説、漫画等を嗜む。たまに情報科学や計算機の技術書も。
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nop_thread rated ハミダシクリエイティブ凸: 4 stars

ハミダシクリエイティブ凸 by まどそふと, 宇都宮つみれ, 甲木順之助, and 5 others (ハミダシクリエイティブ, #2)
「とりま、次の生徒会長は和泉クンにけってー!」
このひと言でくじ引き生徒会長の勲章を手に入れた主人公「和泉智宏」は、 対外シンポジウムを乗り越え、内部崩壊の危機をやり過ごし、 学園で巻きおこる大騒ぎの事件をまとめきり、 いよいよリーダーとしての実力を付けはじめてきたところ。
これから先、智宏と愉快な生徒会メンバー、妹の「和泉妃愛」や同級生の「常磐華乃」、 後輩の「錦あすみ」、前生徒会長の「鎌倉詩桜」、そして最近よく絡んでくる「竜閑天梨」と、 どんな日々を過ごしていくのか……?
nop_thread commented on ハミダシクリエイティブ凸 by まどそふと (ハミダシクリエイティブ, #2)
nop_thread commented on 急に姉ができまして! 2 by 緑青黒羽 (急に姉ができまして!, #2)
nop_thread reviewed Vのガワの裏ガワ 1 by 黒鍵繭 (Vのガワの裏ガワ, #1)
「私のママになってくれませんか?」
プロの高校生イラストレーターとして活躍する千景。そんな彼はある日、誰もが近づきがたいほどに完成された美しさを持つ孤高の少女・果澪から「ママになってくれないかな?」とお願いされる。 この場合の「ママ」と言えばVTuberのキャラクターデザイン――悩む千景に、果澪は突如脱ぎ出し、きわどい水着姿で迫り……!? 果澪の熱意を受け止めた千景は、同じく高校生イラストレーターの桐紗、自堕落な隣人にして大人気個人VTuberの仁愛を仲間にし、VTuber「雫凪ミオ」プロジェクトを発足。全員で果澪を人気VTuberにするべく、動き出す。 VTuberになりたい女子高生と、クリエイター&ストリーマーたちで送る青春ラブコメディ開幕!
プロジェクトものではなかった
2 stars
業界/界隈モノ (プロジェクトもの) かと思ったらキャラもので、果澪という人物を描くための一篇だった。 つまらないというわけではないが、期待していたものとはジャンル違いだったので拍子抜けしたところはある。
業界/界隈モノ (プロジェクトもの) かと思ったらキャラもので、果澪という人物を描くための一篇だった。 つまらないというわけではないが、期待していたものとはジャンル違いだったので拍子抜けしたところはある。
nop_thread commented on ハミダシクリエイティブ凸 by まどそふと (ハミダシクリエイティブ, #2)
mastodon.cardina1.red/@lo48576/109456165976654085
【悲報】あすみの部屋のカレンダーが2019年5月のまま
nop_thread commented on ハミダシクリエイティブ凸 by まどそふと (ハミダシクリエイティブ, #2)
Content warning 天梨√ 感想
天梨√。 陽キャだと思っていた天梨も陰キャを自認する主人公と同じように人間関係や考え方のギャップに悩む存在で……という話。 自分とは異種だと思っていた存在が同質であることに気づいて親しみを覚え……というのは典型的といえば典型的なパターンだと思うが、天梨が距離をグイグイ詰めてくる (ように見える) タイプなので主人公も天梨側の世界に引き込まれ、結果として主人公の成長がよく見られる話でもあった。 相手をプロとして尊重する点では同じながら、ひたすら致していただけではという印象が強く残っている1作目の華乃√とは対照的だと思う。 あとは華乃との絡みも頻繁にあってよかった。生徒会の空気に馴染めているというのが一番感じられるペアだと思うので。
nop_thread commented on サメと生きる七日間 by ゆさの
とある夜、深海恭平はふと気づくと見知らぬ浜辺に倒れていた。 周囲を見渡せば、そこは見たこともない植物の群生、広々とした海、砂浜…… 何よりも、自分が何故ここにいるのか思い出せない。
混乱に溺れる中、頭に妙な違和感を覚えておそるおそる目を向けてみると、 どこかサメっぽい見た目をした全裸の女の子が頭をガシガシ噛んでいた。
咄嗟のことに驚き、逃げ惑う恭平。 逃げた先で、夜中にもかかわらず水着を着た女の子に会ったかと思えば、 なぜか嬉しそうに抱き付いてきたりともはやわからないことだらけ。
抱き付いてきた女の子の名は保城麗水。 恭平の幼馴染みだと主張する彼女の話に耳を傾けていると、 先ほどのサメっぽい見た目の女の子が追いついてきてしまう。
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ルートは 遠花→真瑠璃→麗水→天音→くーこ の順でやるのをおすすめしたい。
(ちなみに私は 麗水→真瑠璃→遠花→天音→くーこ の順でやったが、そのうえで上記の順番がベストだと思う。)
nop_thread commented on サメと生きる七日間 by ゆさの
とある夜、深海恭平はふと気づくと見知らぬ浜辺に倒れていた。 周囲を見渡せば、そこは見たこともない植物の群生、広々とした海、砂浜…… 何よりも、自分が何故ここにいるのか思い出せない。
混乱に溺れる中、頭に妙な違和感を覚えておそるおそる目を向けてみると、 どこかサメっぽい見た目をした全裸の女の子が頭をガシガシ噛んでいた。
咄嗟のことに驚き、逃げ惑う恭平。 逃げた先で、夜中にもかかわらず水着を着た女の子に会ったかと思えば、 なぜか嬉しそうに抱き付いてきたりともはやわからないことだらけ。
抱き付いてきた女の子の名は保城麗水。 恭平の幼馴染みだと主張する彼女の話に耳を傾けていると、 先ほどのサメっぽい見た目の女の子が追いついてきてしまう。
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Content warning 遠花√ 感想
遠花√。一番シンプルというか素朴なルートだと思う。脱出してクリア。これは一番最初に助走として行くべきルートだった。 ループ開始前の遠花との関係から二人だけで逃げるエンディングまで、徹頭徹尾二人だけのための物語だった。他ルートの後でこれをやってしまうとスケールの小ささというか世界の広がりのなさが物足りなくなってしまう。それはそれとして遠花は最初の印象よりずっと可愛くなったので、掘り下げの物足りなさを除けば、個別ルートとしては普通によかったと思う。
nop_thread commented on サメと生きる七日間 by ゆさの
とある夜、深海恭平はふと気づくと見知らぬ浜辺に倒れていた。 周囲を見渡せば、そこは見たこともない植物の群生、広々とした海、砂浜…… 何よりも、自分が何故ここにいるのか思い出せない。
混乱に溺れる中、頭に妙な違和感を覚えておそるおそる目を向けてみると、 どこかサメっぽい見た目をした全裸の女の子が頭をガシガシ噛んでいた。
咄嗟のことに驚き、逃げ惑う恭平。 逃げた先で、夜中にもかかわらず水着を着た女の子に会ったかと思えば、 なぜか嬉しそうに抱き付いてきたりともはやわからないことだらけ。
抱き付いてきた女の子の名は保城麗水。 恭平の幼馴染みだと主張する彼女の話に耳を傾けていると、 先ほどのサメっぽい見た目の女の子が追いついてきてしまう。
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Content warning サメと生きる七日間 ルート選択の順番
ルート選択の順番が外れた気がする。まだ全ルートやってないけど、絶対こっちを先にやった方がよかったやつを後にしてしまった。 全クリしたらおすすめの順番を発表しないといけない気がしている。
nop_thread commented on サメと生きる七日間 by ゆさの
とある夜、深海恭平はふと気づくと見知らぬ浜辺に倒れていた。 周囲を見渡せば、そこは見たこともない植物の群生、広々とした海、砂浜…… 何よりも、自分が何故ここにいるのか思い出せない。
混乱に溺れる中、頭に妙な違和感を覚えておそるおそる目を向けてみると、 どこかサメっぽい見た目をした全裸の女の子が頭をガシガシ噛んでいた。
咄嗟のことに驚き、逃げ惑う恭平。 逃げた先で、夜中にもかかわらず水着を着た女の子に会ったかと思えば、 なぜか嬉しそうに抱き付いてきたりともはやわからないことだらけ。
抱き付いてきた女の子の名は保城麗水。 恭平の幼馴染みだと主張する彼女の話に耳を傾けていると、 先ほどのサメっぽい見た目の女の子が追いついてきてしまう。
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Content warning 体験版範囲の感想 (ネタバレ含む?)
OP曲を聞くごとにロゴへの疑念がムクムクと育ち、本編中ずっと仄かな不穏をにおわされ続け、ついに最後アッそうなるの……となる、良い焦らしだった。
nop_thread commented on ワガママハイスペック by まどそふと (ワガママハイスペック, #1)
Content warning 未尋√ 感想
未尋√。既に距離の近い小悪魔幼馴染が関係を変えることへの躊躇と向き合うパートと、二人の将来を考え向き合うパート。全体的に、典型的かつイチャイチャがメインだったと思う。ギャルゲ入門に適したルートというか。
nop_thread rated 白昼夢の青写真: 5 stars
nop_thread commented on 白昼夢の青写真 by 緒乃ワサビ
Content warning CASE-1〜3 軽い感想。
CASE-1〜3の大雑把な感想、後編をやった順で。
CASE-2
身分違いの恋と才能の開花、経済力や身分に由来する避けられなかった別れ。このシナリオ自体が舞台の演劇のような展開で、当時ありふれていたかもしれない悲恋のひとつが描かれている。二人は想いあったまま別れきっと二度と再会することはないが、それでも互いを想い続けることはでき、ウィルの名声がいつかオリヴィアに届くかもしれない、という救いがあるともないともいえる絶妙な結末。
CASE-3
行き詰まりを感じつつも亡き母のやり残したことを闇雲に追い続けていた少年が、ヒロインとの出会いを経て自分の本当にやりたかったことや進みたい道を見付けて呪縛から解放される、ひと夏の出会いと別れの話。
別れで終わってはいるが、いずれ再会できる未来もあるかもしれない、それを目指したいという希望のある結末。 CASE-3 だけ本当に爽やかな青春モノという感じでずるいぞ (?)
CASE-1
才能もなく家庭に愛もない灰色の生活を送っている男が、才能の塊だった人の娘と出会うことで才能や希死念慮と向き合い愛情を知る的な話。不倫だけあって最初から鬱屈しているというかドロドロしそうな感じではあるが、主人公とヒロインの関係だけ見るなら結構 (余計な属性はつくが) 純粋な愛ではあると思う。
しかしこのシナリオは終わり方がズルい。学園に通う限りまだ互いに手の届く場所にいるはずなのに、シナリオがそこで終わることで、これが二人の別れとなることが暗黙にしかし抗いようもなく描写されている。メタな圧力というか強制力がある。主人公は結局ヒロインの側にいることができないし、ヒロインもまた死の縁から社会に引き戻してしまった主人公のことを思うと独りで生きていく選択をするしかなかった。二人がおそらくは自発的に別れを選択し、それでも人生は続くし子供は産まれるし互いへの愛が冷めたわけでもないという、ある意味では一番やるせないルートかもしれない。
全体
3つとも別れで終わる物語とはいえ、温度感が全然違ってびっくりする。言ってみればパターン化された典型的な悲恋である CASE-2、別れではあるものの終始明るく希望のある CASE-1、しがらみや漠然とした救いのなさの中で足掻き救われるものの理想を目指して終われるわけではない CASE-3。順番や好みによってかなり読後感に差がでるのではないかと思う。私はどれも好きだったし、2の典型ケースで慣らして1で箸休めして3でズッシリやられたのは良い順番だったと感じる。
nop_thread commented on 白昼夢の青写真 by 緒乃ワサビ
CASE-1〜3 を終えた後で CASE-0 に入ると、いきなり最初に OP がくる。 CASE-1〜3 で出てきた断片的な要素や情報が OP にもちりばめられており、情動をかきたてると同時にそれらが伏線であり意味のある記憶に由来していたことを悟る。エモい。
暗示されていた情報を回収してエモさを感じてしまうことでしか得られない栄養素があり、このためにノベルゲームをしたりアニメを観たりしている部分があるかもしれない。





